2024.05.10
「認知症」
今日は早朝から鳥肌が立つような寒さでしたね。鳥肌といえば…ゴールデンウィーク中のご利用で、認知症のご家族の夜間ケアという内容のご依頼がありました。「認知症とはいえ、見ているだけならカンタンじゃない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら認知症のケアはそんなに甘いものではありません。「認知症とは、様々な脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます」と、厚生労働省のホームページに書いてありますがいまいちピンときません。実際のところは、「徐々に様々なことがわからなくなる」という状況です。
- ここがどこか?
- 今はいつか?
- 家族、配偶者、子や孫の存在
- 手の洗い方
- 歯の磨き方
- トイレの方法
- 着替えの仕方
- 歩き方
- 食事の食べ方や摂ること自体
このように、病院や施設で働いている看護師や介護士でも十分な注意が必要な認知症ケアです。それまで関わったことのないご家族なら、なおさらと言えます。居室に失礼したら部屋中に○○が飛び散っていた…なんていう、鳥肌の立つような出来事も起こりえるのです。
弊社にご依頼いただく認知症の方のご家族様は、普段はどうにかご家族様内でその方を看ておられ、休息の意味合いで弊社にプライベート看護サービスをご依頼いただく場合が多いです。
決して簡単ではない在宅介護です。少しでも安らげるお時間を提供できるようスタッフ一同対応させていただきます。